2026年度上期全国通販番組放送枠数
ランキングTOP100
本ランキングは、独立放送局を含む日本全国の地上波、およびBS主要8局の計135局の通販番組を対象とした網羅的な全数データであり、2021年から継続的に発表しているテレビ通販市場の全体像を表す日本で唯一のデータです。今回の集計期間は、2026年4月1日から2026年9月30日までです。なお、放送局が自ら販売を行う通販(局通販)の放送枠は、集計の対象外としています。
全国通販番組放送枠数 2026年上期ランキング TOP100


上位3社は変わらず、ビタブリッドジャパンが4位に躍進
2026年度上期の出稿枠数1位はオークローンマーケティング、2位はディーニーズ、3位はジャパネットたかたでした。上位3社の顔ぶれは2025年度上期、2025年度下期から変化はありませんが、首位のオークローンマーケティングは前年同時期と比べて枠の占有率が17.95%から14.66%へと3.29ポイント減少しています。
一方で大きく順位を上げたのが、前年同時期の7位から4位となったビタブリッドジャパンです。放送枠数は3,954枠から7,390枠と約1.9倍に増加しました。主力の「ターミナリアファースト」が2,853回から5,011回へ、ひざ・腰の悩みに向けた「アクティブリッチ5」が253回から1,695回へと大きく伸びたことが、順位を押し上げました。
市場全体は横ばい、健康食品が全体の半数に迫る
市場全体の放送枠数は144,771枠から145,565枠(前年同期比0.5%増)とほぼ横ばいでしたが、その中身には大きな変化が見られました。健康食品の枠数は前年同期比9.8%増となり、全体に占める割合は43.5%から47.5%へと上昇しました。その一方で、コスメは22.1%減、食品・飲料は26.3%減と、カテゴリーによって明暗が分かれる結果となりました。
特に大きく減ったのがフィットネスで、1,476枠から197枠へと約9割減少しました。前年同期はオークローンマーケティングの「アクティブスレンダー」がフィットネスの枠のほぼ全てを占めていましたが、同社のフィットネス商品が1,450枠から148枠へと大幅に絞られたことが、そのまま表れた形です。
【資料】主要カテゴリーの放送枠数推移

中高年の悩みに応える漢方薬・健康食品が急伸
健康食品の伸びを支えたのが、中高年の体の悩みに応える商品です。尿トラブル等に用いられる「八味地黄丸」系の商品(八味丸を含む)は、2,643枠から4,646枠へと約1.8倍に増加しました。中でも新甲賀漢方は、前年同時期の57位から15位へと急上昇し、放送枠数は429枠から2,035枠へと約4.7倍に拡大しました。また、フォーリーフ製薬は前年同時期には放送がありませんでしたが、「百寿八味地黄丸」を中心に810枠を獲得し、44位にランクインしています。
耳鳴り等に用いられる「滋腎通耳湯」系の商品も、431枠から1,465枠へと3倍以上に増加しました。エムズサイエンスは「真漢方堂 滋腎通耳湯」(0回→670回)に加え、ヘアケア商品「ヘアーラッシュプロ」(33回→1,585回)も大きく伸ばし、25位から12位へと順位を上げています。
さらに、骨・関節のサポートをうたう商品も15,510枠から18,449枠(18.9%増)へと増加したほか、金氏高麗人参は「神秘の健康力」の出稿を拡大し、58位から20位(418枠→1,706枠)へと躍進しました。
これらの動向から、尿トラブル、耳鳴り、ひざ・関節といった、中高年に多い具体的な悩みに応える商品が、健康食品の伸びを牽引していることがうかがえます。
【資料】健康食品 悩み別の放送枠数推移




































